大阪で煽り運転の末に、走行中のバイクに時速96kmで追突し、バイクの運転手を死亡させた事故に関する裁判で、殺人罪で18年の求刑がなされました。
個人的な意見ですが、犯人のドライブレコーダーを見る限り、殺人罪での起訴は妥当としか思えません。
昨今、煽り運転や車による歩道への乗り入れ暴走事件などがクローズアップされています。
歩道への暴走が事故である場合はまだしも、無差別に殺意のある行為であった場合、避ければ済むのかというとそうもいかないケースもあるようです。
幸いなことに、交通誘導中にこのような現場に遭遇しておりませんが、こういったケースへの対応を真剣に考えて取り組まねばならないように思います。
以前から、挙動のおかしな車を見かけたら、仲間警備員、作業員に注意するように声をかけるように推奨していますが、どこまでの挙動で判断するかというのは難しいのが正直なところです。
警備員の仕事では、円満かつ安全な交通規制と誘導をするように指導しておりますが、自分の命を守る事も重要視するように指導しております。
車が突っ込んで来たときに逃げ場所を想定しておくことが命を守る一歩です。