労災事故からの教訓

深夜に道路工事現場で交通誘導で交通誘導警備業務中に

道路清掃車にひかれて死亡した事故


発生日時 平成25年9月7日(土)午前0時25分頃 天候 晴


発生場所 愛知県豊川市中条町 国道151号交差点


当事者 被災警備員 女性 66歳 経験2年 検定資格無し

        道路清掃車運転者 男性 64歳


事故概要


 被災警備員は、国道151交差点内の道路切削作業の為の規制区画内で、車両の誘導業務を行っていた。道路清掃車は、路面切削作業が完了し、規制区画内にて停止していたが、他の工事車両が動き出したので、道路清掃車量はその車両を避けるために、広報の安全確認を行わずに後退したところ、被災警備員に接触。

 被災警備員が接触した事に気が付かずに轢いてしまった。被災警備員は直ちに救急車で緊急搬送されたが、約一時間後に死亡した。


教訓事項

 一般交通車輌のみならず、工事車両からも警備員の存在がわかる場所で誘導を行う。

 大きい交差点や幅員の広い道路でも、注意力が散漫にならないよう心掛ける。

 作業が終了あるいは中断している場合でも、工事関係車両に接近する際は最新の注意をはらう。

 夜間でも軽便の位置を明確にするとともに、常に車両の動きを予測する。



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