北海道 施設警備中労災事故
被災警備員 男性 54歳 経験年数9年2ヶ月 資格 交通2級
発生日時 平成26年4月18日
場所 北海道釧路市 釧路港北埠頭
事故概要
被災警備員は警備対象施設である倉庫等の車輌巡回業務に従事していた。
午前3時40分頃、同僚警備員は被災警備員から「埠頭の対象施設を出た」との連絡を受けたが、午前5時20分頃、同僚警備員が待機所に戻ると被災警備員が居ない事に気づき、連絡、巡回経路等の確認、所在確認を行ったが確認が取れずに、警察に届けを出した。
結果、上記埠頭の海中に車両が沈んているのが発見され、被災警備員は車両内で死亡していた。
目撃者もなく、転落原因については不明のままである。
教訓事項及び防止対策
夜間の運転は日中より危険であることを念頭に置き常に周囲に注意を払う。
深夜の勤務中は、特に体調管理を整えておく
夜間巡回の際は、事前に巡回箇所の危険個所を把握しておく。
このような事故が起きてしまったのはとても残念だと思う。
施設巡回用の車が普段自分の乗っている車と勝手が違う場合など、念のために指さし確認をしてから乗車するなども必要なのかもしれない。
特に、警備対象施設に車をぶつけてしまっては元も子もないわけだし、更にこのような命を落とすことになってしまってはと思う。
車の運転も仕事も慣れたころが危ないと言います。
ちょっとしたことですが、指さし確認ぐらい行ってから仕事に入ってもいいのではないかと思いました。
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