新年度を迎えました。
それと同時に消費税増税、ガソリンへの環境税導入といろいろな負担増の4月となりそうです。
警備業は主に現場まで車で移動する事が多く、そうなるとガソリンは交通費増加となりより厳しい状況になります。
昨年度より適正価格にて仕事を請け負うようにとの指導が警備協会からはありますが、これに合わせた適正価格にて見積もりを出しても、なかなか契約が決まらないのが現状ではないでしょうか?
聞いた話では、弊社の2割から3割安い価格で仕事を請け負っているところもあるようです。
警備員の一日当たりの料金は、隊員への日当の他に、交通費、消耗品費、教育費用等を含んだものになります。
交通費を全額支給しない、装備品はすべて買い取り、など本来会社側の経費負担を警備員個人に回すところもあるようです。
一日当たりの料金は安くできますが、その分のしわ寄せが隊員に来るような場合だと、発展性がなかなか見られないように思えます。
とはいえ、一度価格を抑えてしまうと値上げはなかなかできないのは事実です。
復興に、老朽化した橋や歩道橋の交換、撤去に加え、オリンピックへ向けての工事など警備員が必要とされる現場が増えるであろう今が、価格是正のチャンスではないかと思うのです。
勿論、不当な値上げをというのではありません。
難しい問題ですが、向き合っていかねばならない事だと思います。
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