中国自動車道で発生した事故で、タレントの桜塚やっくんが死亡したとニュースになっている。
時間帯は17時前で、天候は雨と言う事から薄暗くなりつつある時間帯での事故と思われる。
現場は「魔のカーブ」とも言われ、カーブは本来遠心力を抑えるために外側が高くバンクしているのだが、このカーブはフラットか外が低いのではないかと言われている。
そのため、注意看板が多く掲示されているという。
車はカーブで雨でハンドルを取られたのか制御不能になり、中央分離帯ガードレールに衝突して追い越し車線で止まった。
同乗者が車を降りて事故の通報をしようとしたところ後続のトラックにはねられて死亡。
これをみた桜塚やっくんも、車を降り、後続の車によけるように合図を送ろうとし、乗用車にはねられ死亡。
事故を起こした場合、不用意に外に出ない事、安全を確認した後に、路側帯や中央分離帯の内側など安全な場所へ移動してから通報することが重要です。
警備員の交通誘導もまた同じような危険性をはらんでおり、常に逃げられる場所での誘導を意識するとともに、合図を見ていないドライバーがいるとの認識を常に頭の中に入れておくことを指導している。
最後に身を守るのは自分自身で、前方不注意の過失が相手にあろうとも跳ねられて怪我をしたり、死亡してしまっては元も子もありません。
高速道路上では車を止めることは勿論、車から降りるという行為がそもそも大きな危険をはらんだ行為であり、特殊な事例だという事を忘れない事です。
我々警備員が作業する際も高速道路などでは、制動距離が伸びることなどを配慮し、作業帯の500mから1km手前から発煙筒や三角コーンを使い車線の減少指示と注意喚起を行います。
事故や故障のような突発的な事案ではそうはいきません。
ハザードランプ点灯させ、安全を確認してから三角標示板や発煙筒を車の後方約50メートルほどの位置に置き、自分自身は安全な場所へ移動する。それから通報しても遅くないですし、仲間がいるなら、分担して通報と設置を行う事も良いと思います。
けが人や設置作業を行わない人は、車を離れ、ガードレールの内側や路側帯など安全な場所へ避難する事が重要です。
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