交通誘導の合図がわかりにくいという話をよく聞く。
手旗は赤旗止まれで、白旗が進めなのはわかるが、いわゆる誘導灯と呼ばれる赤く光る棒の誘導方法がわかりにくいというのだ。
確かにそういわれるとそういうものかもしれない。
合図の方法は警備業法で決まっているので、それに準じた形になりますが、 考えてみれば、それを全ての運転手が知っているわけでないのです。
自動車免許証を獲得する流れの中で、触れて貰えているのなら、まだ、多少は浸透していたかもしれません。
実際は警官の手信号を軽く触れる程度だったと思います。
ところで、運転免許証をお持ちの方で、警察官の手信号の意味を覚えている方はいますか?
警察官の手信号は信号機の代わりに交差点で行うもので、あって警備員の誘導とはまた別ものなのですが、共通していると思える個所もあります。
手信号が水平になっている場合。対面している車には止まれです。対面していない方向の道路には進め。
警備員が、進行して来る車に対して、対面し、誘導棒を水平にしていたら止まれなのです。
また、手信号を上に掲げた場合は注意。
誘導棒を頭上で小さく左右に振っているのは止まれの前の注意喚起。
こうして考えると似たような一面が見えてきませんか?
誘導する警備員の技量による差というのはどうしてもあるとは思いますが、基本的なことは同じなのです。
誘導棒で進めは車に体を水平にして下方向で左右に振ります。
また、誘導棒を体の前で左右に小さく振っている場合は、注意喚起、徐行せよ、になります。
あと、車線減少時は頭上で大きく左右に振る場合があります。
これは車線減少にありという意味で遠くからもわかるようにということなのです。
こういった合図の方法については、警備会社一社でどうこうなる問題ではなく、国の支援のもと、一般ドライバーへの周知が大切になると思います。
お互いの理解と協力なしには交通誘導は成り立たないのですからね。
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愁櫻黄猿 (火曜日, 23 8月 2016 00:36)
これって丸島先生❔